厦門は中国の地方都市ということもあり北京や上海に比べると情報や滞在記も少ないのですが、魅力をもっと広めたいので、今回はホテル滞在記2回&観光1回の全3回に渡って連続でレポートします!
厦門は中国の地方都市ということもあり北京や上海に比べると情報や滞在記も少ないのですが、南国好きのわたしにとっては魅力的な街なので、今回はホテル滞在記2回&観光1回の全3回に渡って連続でレポートします!
③写真を見て一目ぼれした場所
※アモイは漢字だと"厦門"や"廈門"と表記されていて、どっちが正しいのかしら?!っとウィキペディアで調べたところ現在公式で使用されているのは"厦門"とのことなのでこのブログでは"厦門"と表記します。ちなみに英語だとXiamen "シャーメン"です。
今回は写真を見て一目ぼれをした、コロンス島についてレポートします。
コロンス島とは?
一言で表すと..."異国情緒溢れるリゾートアイランド"
1900年代はじめに貿易で栄えていた港町・厦門のコロンス島を共同租界地と定められ、中国と貿易でつながった多くの国が領事館や教会を、裕福な華僑が豪華なお屋敷を(貿易のおかげで)建てて、それに伴って多くの外国人が住むようになり世界各国の様々な建築物が建てられて華僑や外国人が生活していました 。
のちに戦争や革命などが起きて島から人がいなくなってしまったけれど、当時の西洋風の建物は状態の良いまま残ったので、その一部は地域の人たちの住宅に改装されて生活の場になっていたり、最近では観光地化に向けて博物館やホテル、そして飲食店にリノベーションされています。ヨーロッパ文化の影響でピアノの普及率が高く、ピアノや音楽関連の建物も多いです。
ヨーロッパやアジア各国と交流しながらも独自の文化を築いていったことが評価されて、2017年夏に世界遺産に登録されています。
中国語だと鼓浪嶼 (Gu Lang Yu グーランユー)といいます。
場所
厦門市のある厦門島(複数の橋で大陸とつながっている)の南西にある小さな島。
厦門島からフェリーで20分で行けます。
フェリーターミナル
コロンス島行きのフェリーターミナルは厦門市内に東渡埠頭と輪渡埠頭の2カ所にあり、今回は東渡埠頭を利用しました。
※輪渡埠頭が利用できるのは厦門市民のみ(朝から夕方)なので間違えないようにご注意ください。
フェリーターミナルの場所
宿泊していたルメリディアン厦門(仙岳公園の丘の上)からタクシーで10分ほど。
ホテルの方にあらかじめ「コロンス島へ行きたい!」と伝えていたので、問題なく辿りつけました。
こちらでフェリーチケット(往復35元)を購入します。
モニターにフェリーのタイムテーブルと残席数が表示されているので、リアルタイムで確認ができます。
フェリーは20分に1本。このときは1時間後のチケットが取れました!
2017年の夏に世界遺産に登録されてから訪れる人が増えたようなので時期によっては数時間待ちやひどい場合は当日券が完売ということもあるです。
面倒かもしれないけれど、前日にフェリーターミナルで購入しておくのが確実だと思います。
それから、外国人はパスポートが必要なので忘れないように気を付けましょう!
フェリーターミナル2F
上のフロアにはレストランやカフェ、お土産屋さんがありました。
乗船
空港のようなセキュリティーゲートを通過して(写真は撮っていません)、搭乗ゲートでチケットを見せて乗船しました。
フェリーは2F建てになっていて、座席は自由でした。
今回は窓側に座りました♪
出発
12時30分の定刻通りに出発しました。
ちなみに、フェリーはこのようになっています。
空港が近いので飛行機も見れました。
無人島?!
対岸の街も近代的。
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到着
約20分、快適な船の旅でした♪
コロンス島探検
パームツリーやビーチ
シーフード
トロピカルフルーツ
写真はありませんが、パッションフルーツをいただきました♪
あぁ~、アジアのリゾートだなぁと実感する!
ちなみに、コロンス島は車の通行が禁止されています。
※唯一、電動カートはありましたが(有料)
島全体歩いて回れる大きさです。
ビーチ
この時の気温は25度くらいだったので、泳いでる方はいらっしゃいませんでした。
静かで落ち着いていました。
シーズンはもっと混み合っているのかしら?!
今回のお目当ての場所へ
パームツリーに囲まれた緩やかな坂を上がると
博物館
ホテル
カフェ
イマドキらしい、マンゴーのパッピンスがありました!
アジアからヨーロッパへ雰囲気が変わってきました。
そして、今回のお楽しみの場所が見えてきました!
日光岩
今回のお目当ての場所は
こちらの日光岩!
標高92mの日光岩の頂上にある展望台まで登山をして(島で一番標高の高い場所)、一目ぼれした景色を眺める!というのが目的です(≧▽≦)
入場料60元。
まずは麓にある日光岩寺へ
ドラゴンが印象的でした。
いくつもの岩に赤い文字で何やら彫られていました。
根っこが岩と同化してる!!
岩の間の階段をひたすら上がります。
道(特に階段)は一人通るのがやっとという場所ばかりでした。
あと少し。。。
お目当ての景色
海を挟んでレトロ×モダンな街並みになっているのがとても魅力的♡
頂上の空間が狭く行列ができていたので、この景色を眺めていたのはほんの数分でしたが、オレンジ屋根で街全体に統一感があるのはクロアチアのドゥブロブニク(こちらも世界遺産ですね)のようで、世界にこんな美しい場所があったのね~っと感激しました(*^ー^*)
タクシー乗り場でのプチハプニング
コロンス島からフェリーに乗って厦門市内へ戻り、ホテルへ戻るためタクシー乗り場へ行くと長蛇の列!!
(写真撮りたかったのに、残念ながら充電切れで撮れず💦)
ここで驚いたのはタクシー乗り場に1台もタクシーが無くて...1~2分に1台の割合でポツリポツリやってくるタクシーに乗るという形でした。
わたしの前にざっくり50組はいたから、これは少なくても1時間はかかるなぁ。。。っと、ぼんやり待ちました。
並んでいる間、警備員さんは列を割り込もうとする人や、乗り場から少し離れたところでお客さんを降ろしたタクシーに乗ろうとした人に対してかなり厳しく対応されていたました!
1時間少々でようやく順番が回ってきたのですが、
よりによって大型のタクシーが来てしまい...。
厦門ではタクシーの初乗り料金が小型だと10元、大型だと20元。距離によって加算されるのは同じ料金のメーター制。
10元(約200円)の差は大したことないかもしれないけれど、選べるなら小型の方が良いから(苦笑)、正直"そっちかぁ~"って思いました(・´з`・)
大人数の方に譲ろうかと思ったけれど、後ろに並んでいた人も1人や2人の方ばかりだったし、ここで譲ってしまうと次いつ来るか分からないので結局乗りました。
まぁ無事にホテルへ戻ることができたので結果的には良しですけどね◎
まとめ
年末年始の厦門は温暖な気候で日本の秋くらいの気温(滞在中は最高25~28度、最低17~20度くらい)だったのでとても過ごしやすかったです。
今回の旅はホテルステイとコロンス島がメインで、街のショッピングモール(SM MALLだったかな。フィリピンでチェーン展開している)にもちょっと繰り出してみましたが、全体的にのんびりしていました。
※わたしは関西→上海@JAL、上海→厦門@春秋のルートで訪れました。
ホテル代の相場は安く、1泊10000円台の4~5つ星ホテルが多いです。
他にも
・小さな街で見どころがコンパクトにまとまっている
・タクシーはメーター制で良心価格
※公共交通機関が発達していないのでお世話になるかと思います。
・女一人旅でも平気 治安に関しては比較的良い方。
・今回日本人とは出会わなかったので、日本人の少ない穴場だといます。
いわゆる安(フライト・ホテルをはじめ物価)・近(片道4時間以内)・短(1~2泊でも充分満喫できる)で行けるオススメの旅先をどこか1カ所あげるなら厦門(^^)♪
っというくらい気に入ってます!
あともう少し先のブログに登場しますが、台南も同じような理由でオススメです!
次回の厦門でも再びコロンス島を訪れ、オシャレなシティホテルに滞在して、今回スケジュールの都合で行けなかった中山路という厦門の繁華街や、中国一美しいと言われている厦門大学に訪れてみたいです。
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Kana ~butterfly~はどんな人??
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